かつおたたきの香草パン粉焼き
8月頃旬を迎える下りかつおには、オメガ3系脂肪酸やタンパク質がたっぷり。大葉や梅の風味で、さっぱり美味しくいただけます。
- 調理時間
- 20分
- カロリー
- 272kcal
- 塩分
- 1.8g
材料
(2人分)
- かつおたたき(約1cm幅のそぎ切り) 200g
- 酒 大さじ1
- おろししょうが 小さじ1
- 塩 少々
- こしょう 少々
- オリーブオイル 大さじ1と1/2
- 梅干し(種を除いてみじん切り) 1個
- ポン酢 大さじ1
A
- 大葉(みじん切り) 2枚
- パン粉(すり鉢などで細かくすりつぶす) 1/2カップ
作り方
【下ごしらえのポイント】
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かつおはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があります。アニサキス症を予防するためには、
①あらかじめ冷凍しておいたものを使用する。
②加熱して食べる。
③鮮度の良いものを選び、目視でもアニサキスがいないか、確認を行うことが効果的です。 -
かつおは臭みが出やすい食材。臭い消しとして大葉、しょうが、みょうがやにんにくなどの香味野菜と食べることにより臭いが抑えられ、より美味しくいただけます。
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臭いが気になる際は、酒や水80mlに対して酢を約大さじ3を加えたものに5~10分程度浸けたあと、キッチンペーパーで水気をよくふきとります。また、酢にはかつおたたきの身をやわらかくする効果もあります。
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かつおに含まれているビタミンDは、油と一緒に食べることにより吸収率が上がります。加熱しすぎると身がパサパサになってしまうので、調理する際は中心部まで加熱せず、余熱で火を通すと良いでしょう。
【かつおたたきの香草パン粉焼きの調理方法】
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かつおたたきに酒をかけ約10分おき、ペーパーで水気をふきとる。
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(1)の全体におろししょうがを薄く塗り、塩とこしょうをふる。
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Aを(2)の全体にまぶす。
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熱したフライパンにオリーブオイルをひき、(3)を中火で表面に焼き色がつくまで3分程度焼く。裏返して裏面も焼き色がつくまで焼く。
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(4)を盛りつけ、梅干しとポン酢を添えて完成。
梅干しをのせて、ポン酢で、梅干しとポン酢を合わせてさっぱりと、好みに合わせてお召し上がりください。
〈旬の食材〉
◆かつおたたき
かつおは3月頃と8月頃の年2回旬があります。冬の一時期を除いて、1年中かつおは食べられていますが、秋の下りかつおが脂がのっていて、たたきには最適とされています。かつおたたきは鮮度が命。購入するときは身が赤く、血合いがはっきりしていて身と皮に脂がのっている新鮮なものを選びましょう。